健康づくり全体マップ

健康づくりに取り組まれている方へ

健康づくりの全体のイメージをご理解いただくためにも、ぜひご覧ください。

「現在位置はどこで、どこへ向かへばいいのか?」
「今、自分に何が必要か?」

など、健康づくりの全体を見渡すイメージチャートにもお使い頂けます。

また、繰り返し読んで頂くことで、
新たな健康のヒントが見つかるかもしれません!

こちらのページを日々の健康づくりに是非お役立て下さい。

健康で幸福な人生を創造するには?

私は医師として、身体の不調の改善、脳の使い方の改善を通して、
最高の身体と、最高の人生を創造するコツをお伝えしています。

医師として診療を続けていると、

「胃腸の不調の改善のつもりで診療を受けていたら、不眠や腰痛も治っていた!」
「自然と心がポジティブに変化した」
「人間関係がポジティブに変化した」

という声をいただきます。

なぜ、このような結果が得られるのでしょうか?
それは、前提とする考え方や視点に大きな秘密があります。

秘密「収縮から拡大へ」

先ずは、前提とする考え方や視点の全体像から俯瞰してみましょう。

身体・感情・思考・環境これらは全て、
動かさないと、凝り固まる特性があります。

そして、凝り固まるほど、流れは滞り、
パフォーマンスが低下し、不具合が生じやすくなります。

不調を改善するキーワードは次の通りです、

  • 収縮から拡大へ
  • インサイドアウト
  • エネルギーの放電から充電へ
  • 恐れの意識から喜びの意識へ

キーワードだけでは、イメージが抽象的ですので、
次のセクションから、具体的にどういうことか見ていきましょう!

不調の9割は病気ではない

まず、重要な視点として、

不調の90%は病気ではない

という前提です。
初めてこれを聴くと驚くかもしれませんが、

ほとんどの不調の原因は検査では見つかりませんし
薬で改善できるものではありません。

そして、特定の原因は存在しません。

それでも、どんどん原因の元を辿っていくと、
私たちの当たり前に使っている自我意識による「脳の使い方」に辿りつきます。

どういうことでしょうか?

不調の直接原因はコリによる血行不良

健康相談の際にお話を詳しく聴いてみると、

そのほとんどが、不調を自覚する時点から、
遡って10年前、もしくはそれ以上の筋肉や神経へのコリの蓄積があります。

身体を実際に触れてみるとガチガチになっています。
年単位の蓄積とみられる深いレベルで硬さがみられるのです。

不調の直接的な原因は、コリの蓄積によって生じる、
慢性的な「血行不良」「酸素不足」「エネルギー不足」ということになります。

そうなると、コリをほぐせば不調が解決できそうに感じます。
確かに、そういう場合もあるのですが、多くはそうはいかないのです。

部屋をきれいに片付けても、部屋を散らかす癖が残っていると、元に戻ってしまいます。

それと同様に、コリをほぐすだけでは、一時的な解決になっても、
コリが蓄積した原因を解消しない限り、また繰り返しになってしまうのです。

コリが蓄積する原因 ~脳の設定~

筋肉や神経にコリを蓄積される原因が、
私たちの「脳の使い方」にあります。

それも、当たり前に誰もがもっている、
脳の設定に問題があるのです。

それは自我意識(エゴ)の生存本能による、
「過剰防御」という脳の初期設定です。

私たちの脳の初期設定(デフォルト)状態では、
生存競争に生き残るため「恐れや・不安・不足感」をベースに、
過剰防御するように、脳が設定されています。

また、意識しない限り、
慣れた設定を繰り返し採用し、強化するように出来ています。

そのため、過剰な防御反応としてコリが生じやすく、
意識しない限り、自覚されず、むしろ蓄積・強化される特性があります。

また、そのコリは、あまりにも身近にあり続けるため、
空気や水と同じように、「当たり前の存在になり」
自分では自覚できず問題視していないことがほとんどです。

根本から解決する鍵 

まとめると、不調の根本的な改善には2つの側面が必要になります。

1つめは、直接的にコリをほぐして「血行不良」「酸素不足」「エネルギー不足」を改善すること

2つめは、コリの蓄積の原因となる脳の初期設定である「過剰防御」を変更することです。

この2つは、改善するとも考えられますが、
次のようにリセットする(元に戻す)という視点でも見ることができます。

  • 赤ちゃんの時の、コリもなく柔軟な状態を思い出す。
  • 赤ちゃんの時の、無防備で喜びいっぱい、幸福な脳の状態に戻す。


このような視点で見ると、特別な何かを求めたり、得る必要はないと解るでしょう。

ほぐれないコリはありません。コツをつかんで繰り返し練習さえすれば、誰もが可能な方法なのです。

これが、私の診療にいらっしゃる方が、
不調が改善するだけでなく、
最高の身体と、最高の人生の創造へと向かいだす仕組みです。

改善を習慣化する

不調の根本的な改善の2つの側面、

  • コリをほぐして「血行不良」「酸素不足」「エネルギー不足」を改善
  • コリの蓄積の原因となる脳の初期設定である「過剰防御」を変更

このためのエクササイズとコツの習得は、毎日の習慣化が重要です。
繰り返し行うことで、長期記憶となり、神経構造が変化し、
容易に出来るようになります。

また、ある時点からは、呼吸をするように当たり前に出来るようになることです。

それでは、習慣化に重要なコツをお伝えします。

習慣化のコツ① 好奇心

コリをほぐすには、コツがあります。
それは、焦らずに好奇心をもって取り組むことです。

不調があると、
不快なために悪者と考え、ついつい不調と戦ってしまいます。
そして、焦りがちになりますが、
焦ると否定の感情や恐れにつながってしまいます。

否定の感情や恐れによって、緊張が生じるため、
これでは、コリをほぐしながら、コリをつくってしまうようなものです。
空回りしてしまい、効果的ではありません。

不調それ自体は、長年ためこんだコリを、
「ここがたまってますよ」と教えてくれているメッセンジャーとして、
邪魔にせずニュートラルにとらえることがポイントです。

そして、不調そのものは、一旦脇において(棚上げして)、
心身が喜ぶこと、パフォーマンス向上にフォーカスすれば、
いつの間にか、消えてゆくという設定です。

改善の早道は好奇心をもって身体の声に耳を傾け様々な方法に取り組むことです。

習慣化のコツ② 心のゆとり

自転車の運転と同様にマスターには練習が必要です。
今回のテーマである、「何十年も抱えていたコリをほぐす」「脳の設定をかえる」という事ならなおさらです。

“転んで当たり前”くらいに考えましょう。
練習すれば、誰でも身に着けることができます!身につければ、一生の財産になります!

結果を焦らず、心にゆとりをもって練習することが早道です。

通常の診療では、毎日コリをほぐすエクササイズをしながら、
じっくりと3年以上かけるつもりで、取り組んでください。
とお伝えしています。

「出来なかったこと」ではなく、
「少しでも出来たこと」にフォーカスする。
小さな1歩でも前にすすめば100点をつける気持ちでいきましょう。

一方で、不快感や痛みが強すぎたり、既に細胞が変化し病気になっていたりという場合は、
ゆったりと取り組める状況ではありません。

このような場合は、応急処置的な方法(西洋医学等)でケアし、ある程度ゆとりが出てから、
落ち着いて取り組むことをお勧めしています。

習慣化のコツ③ プレゼント感覚

「ノルマと思わず、自分へのプレゼントとして行う」のがポイント!

「ノルマ」と思うと脳の苦痛系が働き、抵抗が生じやすくなります。
コリもほぐれにくく、長続きもしません。
それどころか、脳の初期設定が逆に強化されることにもなりかねません。

「プレゼント」と思うと報酬系が働き、コリがほぐれやすくなります。
習慣化もしやすくなり、脳の初期設定がリセットされるサポートにもなります。

習慣化のポイントは、次の様な式で表せます。

習慣 = 喜び × 繰り返し

大好きな草木に水やりするように、
自分をいたわり思いやり、愛をそそぐという意図で練習することが大切です。

コリの種類とほぐす順序 

それでは、具体的に改善の流れをみていきましょう。

「根本から解決する鍵」のセクションで述べて通り、根本から解決する鍵として、次の2項目が必要です。

  • ①コリをほぐして「血行不良」「酸素不足」「エネルギー不足」を改善
  • ②コリの蓄積の原因となる脳の初期設定である「過剰防御」の変更


上記①②は次の3つのステップに分けて進めていきます。

  • STEP1、身体機能のコリ
  • STEP2、脳神経のコリ
  • STEP3、脳の設定変更


この2つのコリと脳の設定は相互に密接に関係しています。
そのため、どのステップからアプローチしてもよいですし、同時に取り組むことも可能です。

ただし、コリがなかなかほぐれない場合や、取り組んでいて難しさを感じる場合は、

1、身体機能のコリ →2、脳神経のコリ →3、脳の設定変更

の順に進むとスムーズです。

STEP0 身体の声を聴く 自分の身体が最高の名医


それぞれのSTEPの到達目標は、次の通りです。

  • STEP1の目標 1日の半分の時間が、呼吸が深く、お腹、首・肩・顎が柔らかい。
  • STEP2の目標 1日の半分の時間が、上半身の力が抜けてリラックスモード
  • STEP3の目標 1日の半分の時間が、脳が喜び・幸福モードセロトニンが出ている)

これらの到達目標をめざして、自分の身体とのコミュニケーションを積極的にとることで、
自分の現在位置、練習の熟練度を示すバロメータになります。

身体の声が聴こえるようになると、自分の身体が、自らを健康に導く最高の名医になっていきます。

STEP1 身体機能のコリ 

「STEP1,身体機能のコリ」の改善ポイントは、
文字通り筋肉と神経のコリをほぐすことです。

ⅰ STEP1の課題 ~筋肉・神経のコリ~

内臓の不調や睡眠の不調、自律神経系の不調を訴える方には、
次のような共通してみられる特徴があります。

  • 首肩がガチガチ
  • 食いしばりがある
  • 無意識の息止めがある
  • みぞおちが硬い
  • 冷え(血行不良)がある
  • 呼吸が浅い


原因としては、次のようなものの複合です。

  • 姿勢・猫背・運動不足
  • 食事・偏りや過多
  • 長時間のディスプレイ作業
  • 静電気・電磁波
  • 炎症・アレルギー
  • 感情・ストレス反応

どれの原因も脳の過剰防御に関係しています。

私たちの脳の初期設定では、
様々な感情や記憶を、筋肉や神経に蓄積します。
そして、その記憶の90%が、恐れ・収縮に基づく記憶です。

「こわい!守らなきゃ!」と思うと、神経や筋肉が収縮して硬くなる脳の設定です。

この設定の問題点は、危険が過ぎたあとも、
次の危険に備えて身体を固くする記憶をもち続け
ることです。

そのため、様々な経験を通して知らず知らずのうちに、
筋肉や神経に硬さが、蓄積していきます。

コリの原因を遡ると、実は6歳までの痛みや心の傷、防御の反応が核となっています。
そして、それが雪だるま式にふくらみ、筋肉や神経を硬くしてしまっているのです。

ⅱ STEP1の改善ポイント

診療では、身体とのコミュニケーションスキルを高め、
筋肉や神経を物理的にほぐして、
身体機能を根本からリセットすることを重要視しています。

改善へのアプローチは、

  • 意識的な深い呼吸
  • 意識的なマッサージ
  • 意識的なストレッチ

などを日常に取り入れることから、始めていきます。

このステップで最重要なのは、身体の声を聴く習慣を身に着けることです。

コリがほぐれると共に、身体の声が聴き取りやすくなり、
自分の身体が最高の名医へと変化していきます。

ⅲ STEP1の到達目標

STEP1の到達目標は次の通りです。

1日の半分の時間が呼吸が深く、お腹、首肩顎が柔らかい。

このステップでは、筋肉が柔軟になり、筋肉と連動して神経が柔軟になります。
それによって、自律神経のバランスが回復し、
血流や体液の循環が改善することで、不調が改善します。

特に首肩顎の柔軟性、呼吸と連動して脳幹の働きが活発になると、
体温、免疫、神経バランス、ホルモンなど、あらゆる生命力が高まります

また、人体の中でも最も水の多い組織である脳にもポジティブな効果が生じます。
一言でいうと、リラックスしやすい脳に変わっていくのです。
脳の60%は水で構成されています。
この水の循環が改善することで、脳波が安定し脳の「過剰防御」が減少するのです。

ⅳ STEP1の補足 ~ 筋膜の概念 ~

~姿勢や呼吸を変えるだけで血流だけでなく、感情や思考、脳波が一瞬で変化する理由

ここで、重要な筋膜の視点を補足します。

最近になり、筋肉と神経、内臓、血管などが、
想像以上に密接な関係をもっていることが明らかになってきました。

筋膜の概念が拡張され、
全身の筋肉、骨膜、神経、血管、内臓の膜、脳の膜
が1つの膜のように繋がっているのです。

全身が一つにつながっているのです。

また、筋膜とも連動して、
感情や記憶、神経伝達物質も全身が連動していることが分かっています。

東洋医学では、心身一如といわれ、
内臓(五臓)にも感情や記憶が蓄積するといわれていますが、
科学的にも少しずつ理解されるようになってきました。

STEP2 脳神経のコリ ~ 脳が休まらない ~

次は「2、脳神経のコリ」についてみていきましょう。

脳神経のコリとは、脳が慢性的な緊張状態で動きが固まっている状態です。

これもまた、
内臓の不調や睡眠の不調、自律神経系の不調を訴える方のほとんどに、
共通してみられる特徴の1つです。

そして、身体だけでなく、
人間関係や仕事、経済など人生の不調にも密接に関係しています。

ⅰ STEP2の課題 ~脳疲労~

この脳神経のコリは、常に脳がONになってアクセルを踏んでいるような状態で、
「脳疲労」とも表現され、次のような行為や習慣からうまれます。

  • 仕事とプライベートの切り替えが苦手
  • 休みの時も気がかりなことがある
  • 意識的に休憩(間)をとらない
  • 仕事や趣味に没頭するクセがある
  • スマホやPC等で眼を使いすぎている
  • 寝る直前まで、眼や脳を使っている
  • いつも何かをしようと頑張っている
  • 自然との触れ合いが少ない


「脳疲労」について、もうすこし説明します。

脳の初期設定では、生存のサバイバルのために、
脳は常に思考したがります。休みたくないのです。

しかも、その思考は「比較・批判」「不足感」を軸にして動くようになっています。
そのため、思考の90%以上はネガティブな思考が占めています。

「満たされた」「もう大丈夫」と、油断しないように、
「まだまだ」と、つねに鞭打つのが脳の特徴です。

このような状態の時の脳波を測定すると、β波や、なかにはγ波といった、
闘争の脳波がでています。

この脳の状態は、進歩や発展の原動力にもなりますが、
燃費が悪く、脳のオーバーヒートと隣り合わせです。

これが慢性化して、オーバーヒートしたものが、
「脳疲労」という状態です。

α波やθ波といった、脳のリラックスモード(脳のOFF)への、
ギアチェンジが出来なくなってしまっている状態
です。

実際に、その時の脳の状態は、脳を包んでいる膜が硬くなり、
脳神経が乾いて乾燥して柔軟さを失っている状態になっています。

漢方でいう、逆上せ「気逆」という状態です。
上半身がのぼせて、熱がこもり、神経過敏になり、力みと緊張が慢性化する状態です。
「慢性的にプレッシャーでのぼせて、顔が赤くなり、落ち着かない」イメージです。

ほっておくと危険で、この状態が慢性化すると、
幸福ホルモンのセロトニンが減少し、
戦いと闘争のホルモンであるアドレナリンが過剰になり、
脳の恐れの回路が暴走します。

それが、不眠症や、うつ、不安症へとつながるのです。

  • 休もうとしても休めない
  • 疲れていても眠れない
  • 思考がグルグルとループする
  • 思考がネガティブになる
  • 不安がつきまとう

これらの脳疲労の症状は、
今すぐ生活習慣の改善が必要なサインです。

ⅱ STEP2 脳のコリの改善ポイント


診療では、脳神経を物理的にほぐしながら、
脳をOFFの状態に、定期的にリセットすることを重要視しています。

ツールとして呼吸法や瞑想、気功などを取り入れています。

具体的には、それらのツールを使って次のような習慣作りから始めます。

  • 日常生活や仕事中でも、定期的に脳をクールダウンする
  • 意識的に「間」をつくる(例えば1時間ごとに1分脳を休める)
  • 重心を身体の下半身に落とす
  • 寝る前のクールダウンのルーチンをつくる

ⅲ STEP2の到達目標

脳神経のコリを改善することで、
緊張状態の脳波から、リラックス状態の脳波へとスムーズに変化しやすくなります。
それによって、ストレスの影響を受けにくくなります

意識的に脳波をスムーズに切り替えて、日常にメリハリをつけていきましょう。

STEP2の目標は、
1日の半分の時間が、上半身の力が抜けてリラックスモードになる事です。

このステップの練習を行う事で、感情が安定し、脳の「過剰防御」が減少し、
「幸福感」「喜び」「思いやり」といった感情を日常で感じやすくなります。

STEP3 脳の設定変更 ~ 恐れから喜び・幸福へ ~

3つめのステップは、脳の初期設定の変更です。

心・身体・人生のあらゆる不調を改善し、最高の人生の扉を開く鍵は、脳の設定の改善です。

ⅰ STEP3 の課題

脳の初期設定とは、
様々な場面での選択を、自分の意志で主体的に行っているようで、
実は、過剰防御の脳の初期設定で、機械的に条件反射で行っている
という状態です。

脳の設定変更とは、
恐れベースの過剰防御の反応(reaction)をする脳ではなく、
喜び・幸福感がベースの意識的な創造(creation)をする脳へと変更することです。

「1、身体機能のコリ」「2、脳神経のコリ」

の2つのコリがほぐれ出すと、心に余裕がうまれます。
脳や神経が柔軟になり、脳波も変化しやすくなり、過剰防御も減少していきます。

ⅱ STEP3 の改善ポイント


診療では、脳の設定を変える土台として、
セロトニンを自分の力で増やす方法をお伝えしています。

セロトニンとは幸福感を司る神経伝達物質(ホルモン)であり、
すべてのホルモンと感情に対して、指揮者の様な役割をしています。

また、胃腸の働きや、睡眠のパフォーマンスとも深く関係しています。

私たちの脳の初期設定では、次のように、
自分の外側に幸福や愛(愛情)、期待を求めがちです。

  • これを得たら、手に入れたら幸せ
  • 相手や周囲から認められたい
  • 相手にニーズを満たして欲しい
  • 誰かに期待をかける
  • こうであったらいいのに

しかし、外に求めることは、常に失う恐れや不足感と隣り合わせです。
外側を追いかけると、脳の初期設定のサバイバルが強化されていきます。

実は、外に求める幸福感は、ドーパミン・ノルアドレナリン系といって、
セロトニンの幸福感とは異なります、
興奮を伴い、一過性で、中毒性がある幸福感なのです。

日本がここまで、恵まれているにも関わらず、
幸福度ランキングが、世界50位以下になってしまうのは、
幸福感をセロトニンではなく、ドーパミン・ノルアドレナリン系に依存してしまい、
多くの方が、セロトニンの幸福感の高め方を知らずに、生活しているからなのです。

外へ外へ、物へ物へ、と幸福感を求めると、周囲や環境の変化に大きく影響されてしまいます。
つまり、自分の人生の舵取りを相手に委ねていることになります。

外に求めると「~したい」ではなく「~しなければ」が増えていきます。

これらの状態では、
幸福感(セロトニン)を安定して増やすことは不可能です。

重要なのは、相手や外の環境に依存せずに、
「幸福感」と「喜び」で満たす
ことです。

感情の動きを、流れに任せるのではなく、
感情を意識的に、自分からデザインする習慣が必要になります。

診療では具体的には下記を習慣化するようにお伝えしています。

  • 日常の当たり前に感謝する
  • 自分を思いやり受け入れる
  • 喜びをもって自然と触れ合う
  • 心地よく楽しく、身体を動かす

この感謝と喜びの習慣が、セロトニンを増やす基盤になります。
相手や環境に依存せずに、セロトニンを自家発電する方法を身に着けていきましょう。

ⅲ STEP3の到達目標 ~ インサイドアウト ~

セロトニンに満たされた、新しい脳の設定は「幸福感と喜び」がベースになります。

その特徴は「インサイドアウト」「内側から外側へ」です。

  • 相手に影響されるのではなく、自分が主体的に選択する。
  • 相手の顔色や言動に左右されず、相手が望む行動にとらわれない。
  • 「~しなければ」ではなく「~したい」から行動する。
  • 幸せや愛を相手に要求するのではなく、自分から溢れたものを分かち合う。
  • 世界や周りでなにがあっても、自分の幸福感は失わない。

患者さんのなかで、健康ばかりではなく、人生も大きく変わる方がいらっしゃるのは、
この幸福感がベースとなって、自分の人生を生き始めるからです。

診療では1日の半分以上を幸福感で満たされている状態を、STEP3のゴールに設定しています。

まとめ STEP1・2・3

ここまで、STEP1・2・3と進み、不調を根本的に解決する2つの項目に取り組んできました。

  • コリをほぐして「血行不良」「酸素不足」「エネルギー不足」を改善
  • コリの蓄積の原因となる脳の初期設定である「過剰防御」を変更


私の診療ではここをゴールとして尽力しています。

新たなステップへ ~真の健康へ~

WHOでは、健康を次のように定義しています。

「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、
単に疾病又は病弱 の存在しないことではない。」

健康の中に、社会的な健康が掲げられている事にご注目ください。
家族や人間関係、趣味、生きがい、仕事、経済が健康に大きな影響があると研究されています。
人間は社会的な存在なのです。

リセットして元気いっぱい!
そのエネルギーを活かして、本当の意味での健康的な社会的な活動がここからスタートします。

私にとって健康とは、
「心身が細胞レベルでもエネルギーに満ち喜びをもって、夢や目標に向かって行動している状態」

です。

ステップ1~3まで取り組むことで、
周りに振り回されるのではなく、主体性をもって行動がとれるベースができます。
そしてここから、いよいよ本領発揮。
唯一無二の人生の創造、最高の人生の創造へとスタートするのです!

ここまで、読んでいただきありがとうございました!!